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コロナワクチンの見解

 投稿者:院長(資郎)  投稿日:2021年 2月 2日(火)09時52分27秒
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  コロナワクチンについて日本産婦人科学会よりお知らせがありました。
65歳以下の摂取はまだ先になると思いますが、医療従事者の方は早期の摂取開始が予定されております。
特にワクチン摂取時期が妊娠6-12週の方は注意が必要になると思います。

COVID-19 ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する方へ
日本産婦人科感染症学会 日本産科婦人科学会 令和3年 1月27日
2021 年 2 月からわが国においても、COVID-19 ワクチン接種が始まります。政府はすで に希望される方すべてに、無償で接種を行う方針で進めています。
COVID-19 のパンデミックが昨年に始まり、およそ半年という極めて短い時間にワクチ ン開発が行われたために、まだ十分な有効性や安全性に関する臨床データの集積はありま せん。ただし、大規模な接種を始めたイスラエルでは、新規感染者、重症者、基本再生産数 がともに激減しています。副反応として、アナフィラキシーを含むアレルギーの頻度は、米 国におけるファイザー製ワクチンで 0.0011%とされていますi。治験の段階では注射部位の 強い疼痛が数日続くことや発赤の報告はありますが、致命的な副反応は報告されていませ ん。
残念ながら、妊婦さんに対しては十分な知見がなく、各国で見解が分かれています。米国 の ACIP(ワクチン接種に関する諮問委員会)は、妊婦を除外すべきではないとしii、イスラ エルでは積極的な接種対象としています。一方で、英国やカナダでは十分な臨床データがな いことから、妊婦中の COVID-19 ワクチン接種は推奨していません。COVID-19 mRNA ワ クチンの動物の生殖に関する研究はまだ完了していません。また、中・?期的な副反応につ いては、現時点では不明です。
日本産婦人科感染症学会および日本産科婦人科学会として、現状において以下の提言を します。
1 COVID-19 ワクチンは、現時点で妊婦に対する安全性、特に中・?期的な副反応、胎 児および出生児への安全性は確立していない。
2 流行拡大の現状を踏まえて、妊婦をワクチン接種対象から除外することはしない。接種 する場合には、?期的な副反応は不明で、胎児および出生児への安全性は確立していないこ とを接種前に十分に説明する。同意を得た上で接種し、その後 30 分は院内での経過観察が 必要である。器官形成期(妊娠 12 週まで)は、ワクチン接種を避ける。母児管理のできる 産婦人科施設等で接種を受け、なるべく接種前と後にエコー検査などで胎児心拍を確認す る。
3 感染リスクが高い医療従事者、重症化リスクがある可能性がある肥満や糖尿病など基 礎疾患を合併している方は、ワクチン接種を考慮する。
4 妊婦のパートナーは、家庭での感染を防ぐために、ワクチン接種を考慮する。
5 妊娠を希望される女性は、可能であれば妊娠する前に接種を受けるようにする。(生ワ クチンではないので、接種後?期の避妊は必要ない。)
患者さん一人一人の背景が違いますので、まずは産婦人科の主治医と十分にご相談くださ い。
i Tom Shimabukuro, MD, MPH, MBA; Narayan Nair, MD Allergic Reactions Including Anaphylaxis After Receipt of the First Dose of Pfizer-BioNTech COVID-19 Vaccine JAMA. Published online January 21, 2021. doi:10.1001/jama.2021.06001回目接種を受けた 1,893,360 人中、アナフィラキシー含むアレルギーの頻度は 21 人、そのうち 17 人にはアレルギーの既往があり。
ii Advisory Committee on Immunization Practices (ACIP) https://www.cdc.gov/vaccines/hcp/acip-recs/vacc-specific/covid-19.html
 
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